少しだけですが感想など。
また観てない人でネタばらしされるのが嫌な人は読まないでくださいね。
ここから。
決して最終章は良いとは思ってないです。あんなんじゃ・・・・。
(できれば別バージョンで作り直してほしい・・)
8年にもわたる長編テレビドラマだったようで、内容が流出したり、秘密を守るのが大変だったようです。役者に偽の台本を渡したこともあったそうで、最終話は、かなり期待されたのだろうと想像します。で、練りに練って、簡単に想像できないような内容に凝り過ぎたのかもしれないですね。シンプルにハッピーエンドにしてほしかったなぁ。
最終章の感想はそんな感じですが、それを割り引いても全体的には面白かったです。
中世のヨーロッパの歴史を元にしているのも多いようで、どんな生活だったのか、知ることが出来ます。
8年の間に成長した子役達を観るのも楽しい。
いろんな感想ページを読むと、共感できることが多い。自分と同じように感じているのだなぁと、嬉しくなります。
しかし残酷シーンも多く、厳しい史実に基づいて作られた話もあり、
ヨーロッパの歴史も残酷です。
キャラクターが魅力的。脇役は演じるのが面白そう。主役級の王女様は難しそう。
すましているのは違うと思う。表情がもっとあってよいと思う。演出の意向なんでしょうけれど、少しつまらないと感じました。
面白かったシーン。
・強い女騎士(タースのブライエニー)と一緒に捕虜となった敵同士のジェイミーの旅のシーン。
嫌な奴だったジェイミーがブライエニーを助けた後、手を切り落とされ、敵ながらも心配するブライエニー。
グリズリーベアと木刀で戦わさせられているブライエニーを助けに行くジェイミーの話が好きです。
・シオン・グレイジョイの暴走は観ていて痛々しく、その後に彼に起こる悲劇は「ざまあみろ」と言いたいところだけどどこか哀れを誘う、悲しい男です。
「良い人が一体どんな人なのかわからない」と、ジョン・スノウに言う彼は、最後はどんどん勇敢さを身に着け、潔く戦う姿は嬉しかった。
この役者さんは「ジョンウィック」にも出ていました。やはりダメ息子役で・・・・。
とても上手に演じてらっしゃいます笑。なんか、こういう役が板についてますな。
一度イメージがつくとずっとそんな役が来るらしいですね。でもそれも良いかも。
・アリア・スタークが次々と仇討するシーンは爽快。笑
この物語の中でも人気があるキャラクターです。
・野人の大将のトアマンドがブライエニーのことを「でかい女」と言ってファンなのも好き。笑
・リアナ・モーモントの無駄のない忠誠心は気持ちいい。まだ10歳でモーモント家の当主となった。立派に賢くふるまい、死者(ホワイト・ウォーカー)との戦にも周りから止められるも参加。
ほかにも沢山良いシーンがありました。
短いですがこの辺で。
シオン・グレイジョイと姉さんのヤーラ・グレイジョイ